就学時健康診断

11月10日(火)、子母口小学校の就学時健康診断が行われました。

今年は、いつもと違い理科室にパーティーションを置いて行いました。

インフルエンザの流行で危ぶまれましたが、予定通りに実施できてよかったです。

 

就学時健康診断というのは、来年の4月から小学校に通う予定の子どもたちに対して、

学校に通う上で支障のない健康状態かどうかを調べるために行います。内科と歯科があります。

 

o0640048010304879229

 

これが、外からみたところ。

 

o0640048010304879231

 

これが、器材が並んでいるところです。

1人1人に対して、乳歯と永久歯のむし歯があるかどうか、お口の清掃がよくできているかどうかを診査します。

今年は、190名弱と例年より少なめでした。さらに、インフルエンザの影響でしょうか?当日の欠席者も比較的多かったようです。

 

o0640048010304879234

 

私が座って待っています。マスクとグローブをして始めましょう!

最近はダブルミラーという両手にミラーを持つ方法で行っています。だから、お口の中に手を入れることはありません。とても衛生的です。さらに、よく見えるし便利です。

介護予防事業

今日は、高津区健康福祉センターからの要請で、高津老人福祉地域交流センターに行ってきました。介護予防事業の一環として高齢者の皆様にお話しをしてきました。この場所は、診療室の向かいにあって、歩いて10秒ぐらいなので、行ってきたというほどではありませんね。

4年前、この事業が始まったときから私がお話しをしたあとに、実習をするというスタイルが続いています。

 

o0640048010290480717

 

お話のタイトルは「加齢による口腔機能の変化」で、年齢を重ねるとお口の中にどのような変化が生じるのか?それを予防する方法と、その機能を保つよう努力をして長生きをしましょうという内容です。

 

o0640048010290480720

 

今日も、熱心な皆様が参加してくださいました。満員です!

お口の健康は全身の健康に直結します。口腔ケアは長生きの秘訣!

 

o0640048010290480725

 

今日は、酸蝕歯と知覚過敏を重点的にお話ししています。酸蝕歯はむし歯以外の原因で歯が溶けてしまう病気のことです。嗜好する食品に大きく作用され ます。特に「酢」、「柑橘類」は要注意です。知覚過敏も大変多い病気です。「歯がしみる!」前に予防的にしみない成分が含まれた歯磨き粉を使用して予防す ることが大切です。

グラクソスミスクライン社の中島さんも駆けつけてくれて、シュミテクト、プロエナメル、ポリデントを提供して下さいました。いつもご協力ありがとうございます!

 

o0640048010290480727

 

私のお話の後は、高津区健康福祉センターの須崎歯科衛生士によるブラッシング指導、健口体操など盛りだくさんでした。

 

o0640048010290480732

 

ブラッシングではあまり力を入れてはいけないというコツがつかめました。

唾液腺マッサージではたくさん唾液がでましたね!

たくさん質問もいただいて、皆さん真剣に実習に取り組んで下さいました。

ご協力ありがとうございました。

日本口腔衛生学会 in 岐阜

10月10~11日、岐阜で開催された日本口腔衛生学会に出席してきました。

岐阜は名古屋から20分ぐらいと新横浜から新幹線に乗ってしまえば2時間弱。意外と近いのです。

岐阜駅では、金ぴかの織田信長公がお出迎え!

 

o0360048010273779601

 

さて、会場は駅から車で少々離れた、長良川国際会議場でした。

 

o0360048010273779602

 

これは、会場内メインホールにおけるシンポジウムの様子です。

 

o0480036010273779605

 

会場の裏手には長良川が流れ、金華山の頂上にある岐阜城がくっきりと見えます。

 

o0480036010273779609

 

お昼休みには、大学時代の同級生が集まってパチリ。左から、小山くん、岐阜で開業していてかけつけてくれた岸本さん、私、櫻井さん。全員、学生時代同じB班でした。皆さんお久しぶり。

 

o0480036010273779611

 

休み時間を利用して、岐阜城に行ってきました。ロープウェイの山頂駅から歩くこと10分ぐらい。結構急な登りです。

 

o0360048010273780222

 

もう一息。普段運動不足なもので、フーフーいってます。

 

o0360048010273780223

 

あわてて下山して、ポスター発表の討論に間に合った小山くん。

お疲れさまでした。

 

o0360048010273780224

 

学会の内容もさることながら、久しぶりに友達と会えて楽しかった2日間でした。

 

 

 

 

診察券

最近、診察券を変えました。上が古いもので、下が新しいものです。

ふと、この古い診察券はいつからこのデザインで使っているのだろう?と考えました。

診療時間が変わったときなど、若干のマイナーチェンジはしているのですが、

もともとのデザインは昭和の匂いが漂っています。

 

当院の開業は昭和37年なのですが、まさか50年近くも?

私の記憶の中ではこれ以外を見たことがないような?

 

o0480064010264349127

 

こちらが、裏になります。

新しい診察券は、裏の予約を書くところがシールになっていていっぱいになると貼り替えるのです。

細かい字が見えづらい方のためには、2段で字が大きくかけるものも用意しました。

 

o0480064010264349130

 

いやいや、思い出しました。

今では、歯医者は予約が当たり前ですが、昔は違ったのです。

 

私が小学生の頃(昭和40年代ですが)は、日が昇る前から診療室の玄関の前で患者さんが並んでいて、

7時半頃玄関のドアを開けると、患者さんが待合室になだれ込み、その日の順番をノートに書き込んでいくという、今では考えられない状況だったので す。このドア開けは私がやっていました。寝坊して遅れると患者さんに怒られましたね。あの時の坊主が今は診療しているわけなので、当時をご存知の患者さん には全く頭が上がらないわけです。

話は長くなりましたが、そのころは診察券の必要はなかったはずです。

 

ということは、当院が予約制になったときからということでしょう。

私が中学生になったのが昭和52年ですが、中学生になってから玄関を開けた覚えはないので昭和50年頃なんでしょう。

それにしても、30年以上同じデザインだったわけですね。ちょっとビックリです。

休日診療当番

9/22は休日診療の当番のため、久地歯科保健センターで診療をしていました。

 

川崎市歯科医師会では、日曜、祝日、年末年始等、医療機関の休診が多い日には、市内4ヶ所の診療所において交代制で診療をしています。当然、継続的な治療は行えないので応急処置というかたちです。

 

川崎区の川崎市歯科医師会館診療所は川崎区、幸区。

中原区の中原歯科保健センターは中原区。

高津区の久地歯科保健センターは高津区、宮前区。

麻生区の百合丘歯科保健センターは多摩区、麻生区。

それぞれ所属の会員が担当を行っています。

 

というわけで、私は久地歯科保健センターにいたわけです。

場所は、多摩川の近く、久地ゴルフ練習場のすぐ近くです。

田園都市線の二子新地駅から徒歩15分ぐらいです。

車の方が便利です。

 

これが入り口です。

 

o0640048010259648651

 

入り口を入るとインフルエンザ対策のアルコール手指消毒液がおいてあります。

 

o0640048010259648655

 

これが待合室。

 

o0640048010259648656

 

こちらが診療室の様子です。

 

o0640048010259648657

 

9/22の来院数は11名。皆さん、お痛みを訴えて来院されました。

連休が終わったら、かかりつけ医の先生をすぐに受診して下さい。

痛みがなくなったからといって、放置したらダメですよ!

 

休日診療の詳細は川崎市歯科医師会HP http://www.kawashi.or.jp/  を参考になさって下さい。

たこあげ

シルバーウイークまっただ中、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、私の最近の趣味は「たこあげ」です。

きょうは、自転車で多摩川まで出かけてたこをあげてきました。

 

o0480064010258110608

 

きょうは、いい風が吹いていたのでひもを全部使い切るまで高く上がりました。

とっても気持ちいいですよ。

風が吹くのを待って、風をとらえて、高く上がれと念じながらひもを引く。

 

雑念が無くなって、たこを高く上げることだけに集中するといつの間にか時間を忘れます。

といいつつ、「景気が上昇しますように」と願かけているのだから雑念だらけだ。

 

単純な遊びなんですけど、最近のお気に入りです。

携帯サイト

川越歯科医院の携帯サイトを作りました。

http://e-mobi.jp/kawagoe/

です。

 

内容はHPから抜粋した簡単なものですが、

携帯で地図がみられるようにしたので、初めて当院を訪れる方にはわかりやすいと思います。

 

しばらく前から、当院の入り口には電光掲示板を設置しています。

本来の看板が小さいので、それ以前は「どこにあるがわからない」「ここが歯医者さんだとは知らなかった」

などのご意見を頂いておりました。

 

最近は、そういうこともなくなり「そろそろ行かなきゃと思い出す」といった効果もあるようです。

是非ご利用下さい。

今年度最後の局部義歯実習

8月は勝手にブログを夏休みしてしまい更新しませんでした。ごめんなさい。

今日から復活します。

 

さて、本日9/4(金)は今年度最後の局部義歯実習に行ってまいりました。

まもなく完成するところで、学生さんたち最後の一踏ん張りという感じでした。

これは、マネキンの口の中に完成した義歯を入れて適合をみているところです。

来週で実習は終わり。おつかれさまでした。

来年は、病院実習にうつりますのでひきつづきがんばって下さい。

 

o0480036010246940195

 

さて、この写真は学生に厳しく指導中の鈴木伸宏先生です。

鈴木先生は私が学生時代の局部義歯実習の実習主任で、登院中、卒後もずっとご指導頂いています。

私が局部義歯を志したのも、鈴木先生に学生時代局部義歯のおもしろさを教えて頂いたから。

それからずっと尊敬し、目標にしている先生です。

その鈴木先生の隣で学生実習を指導しているというのも変な気持ちです。

 

o0480036010246940877

 

さて、9月から母校・東京歯科大学は全面禁煙となったようです。灰皿はきれいに撤去されていました。

私はタバコは吸わないので関係ないのですが、愛煙家にはつらいようです。

 

o0480036010246940880

 

本日の実習を終え、ホッと一息、くつろいでいる様子です。

左から鈴木先生、

嶋村一郎准教授、

そして私です。今年度の終わりに記念でパチリ。

 

o0480036010246940885

 

おつかれさまでした!

夏休み子ども歯科教室

7/29(水)午後1時半から、高津区保健福祉センターで「夏休み子ども歯科教室」が開催されました。

暑い中を、たくさんの元気なお子さんとお母さんが集まってくれましたね。感謝です。

 

o0320024010223483886

 

この教室は数年前から行っていますが、「歯の王様6歳臼歯を守ろう」と題する講演と、むし歯のバイ菌のテスト、唾液のpH、ブラッシング指導、フッ化物洗口体験、むし歯のバイ菌を顕微鏡で見てみよう!といった内容の実習を行っています。

 

o0320024010223483899

 

講演では、むし歯の成り立ち、むし歯予防について、特にフッ化物を利用した方法などについて説明を行いました。皆さん熱心に聞いていただいて、いろいろな質問もいただきました。

 

o0320024010223483906

 

さて、皆さんが一番興味を持ってくれたのは、歯垢を位相差顕微鏡で覗くとバイ菌が動き回っている!というところでしょう。元気よく動き回っているバイ菌を見た人はショックを受けて一生懸命歯をみがくと心に誓っていました。このバイ菌の映像を忘れずに頑張りましょう。

 

o0320024010223483912

 

最後にみがき残しを赤く染めて、ブラッシング指導を行いました。ちゃんとみがけていると歯がツルツルになっているのがよくわかりましたね!

 

永久歯の生え始めは歯が柔らかいので、フッ化物によって歯質を強化することがとても効果的です。

最もむし歯抑制率の高い洗口法をはじめとして、いろいろな方法でむし歯予防を行っていきましょう。

むし歯は予防が可能な疾患です。

 

 

子母口保育園

7/15(水)、今日は午後6時から子母口保育園でフッ化物洗口の保護者説明会に行ってきました。

平成13年度から、川崎市歯科医師会では保育園のフッ化物洗口を推進して協力しています。

最初は3園の参加から始まりましたが、現在は12園にひろがっています。

そのうちの一つが子母口保育園です。
フッ化物洗口とは、フッ化物の入った薬でうがいすることによってむし歯予防を行う方法です。

5歳児のお母さん方にむし歯とフッ化物のお話しをさせていただいて、実際に洗口を体験してもらいました。

実際には、お昼ご飯を食べた後に歯みがきをして、お昼寝をする前に行います。

最初は、みんなで一緒に行いますが、慣れてくると自分で時計の針をみて30秒計ってできるようになります。
フッ化物洗口は、フッ化物を使用する予防法の中で最もむし歯抑制率が高くコストも安いので、このように集団で行うことが多いのです。

お母さんたちからは、卒園しても継続して行いたいのでどのように薬を入手すればよいのか等々、いろいろな質問をしていただきました。

むし歯のない永久歯列を作るため、中学校卒業ぐらいまで継続して行うことができれば理想です。